現場への進入路が狭いので、2トンダンプと0.2㎥クラスのユンボーを使用して解体工事を進めることになりました。
ここから工事車両と重機を乗り入れます。
敷地の内部には中庭があり、これを中心にして木造の母屋・離れ・土蔵、CB造の風呂・トイレがぎっしり立ち並んでいます。
隣接家屋との距離が近いので、非常に慎重な作業が必要になります。
まず最初に、設備器具・石膏ボード・畳・窓ガラスを撤去して、内装解体を終えた状況です。
中庭の植木を伐採して、足場材を持ち運びやすくしました。
組みあがった足場に防音シートを張った状況です。
重い工事車両が何度も往来する桟橋には、補強を施しました。
離れの瓦を撤去した状況です。この後、重機解体にうつります。
離れの解体が完了しました。この後、基礎コンクリートの解体にうつります。
基礎コンクリートを撤去しています。側溝と基礎が一体になっているため、手斫りで縁切り作業をしている状況です。
基礎撤去後に、鉄板とプラスチック敷板を敷いた状況です。
工事車両が奥まで進入できるようになりました。
中庭の庭石と根、境界のCB塀を撤去して、作業スペースを整備している状況です。
整地した後、この場所にダンプを駐車して屋根瓦を積んでいきます。
屋根瓦の撤去が完了しました。
土蔵、風呂、トイレを解体している状況です。
側溝に落ちた屋根土を掃除している状況です。
重機で基礎を撤去している状況です。
側溝を残すために、基礎の立ち上がりを手斫りで縁切りしている状況です。
土蔵・風呂・トイレの基礎撤去作業が完了しました。
続いて母屋の屋根を手解体していきます。
PC45では屋根までアームが届かないので、野地板・垂木・母屋・屋切を手解体で撤去した状況です。
この後、重機解体に移ります。
母屋の重機解体が完了しました。
廃材を搬出した後、基礎の撤去に移ります。
基礎の撤去が完了しました。この後、側溝と一体になっている基礎の立ち上がりを斫っていきます。
外周の基礎を撤去した場合、境界付近に位置する側溝も失われてしまう可能性がありました。
そこでお施主様にご報告したところ、協議の結果、外周の基礎は残すこととなりました。
場所によって基礎の立ち上がりの高さが違う箇所はカッター切りの上、斫って高さを一定にしています。
お祓いをしてから古井戸の水を水中ポンプでくみ出し、埋め戻しをした状況です。
仕上げの整地と清掃をしている状況です。
重機を搬出した後、桟橋の補強を解体した状況です。
残した基礎の立ち上がりに通気口のへこみがありました。このへこみをモルタルで埋めている状況です。
これにて、今回も無事故無災害で完工することができました。
ありがとうございます。