プラスチック敷板の利便性と必要性
プラシキ(プラスチック敷板)は、重量鉄板の代替資材として定着しており、特に狭小地や重量物の搬出経路確保に欠かせない存在です。
【利便性】
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鉄板と比べて軽量で、人力での設置・撤去が可能
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割れにくく、腐らないため長寿命
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土壌汚染リスクが少なく、仮設材としてクリーンな印象を与える
【必要性】
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キャリー通路・クレーン設置箇所の地盤養生
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雨天時や柔らかい土壌での沈下防止
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仮設構台の簡易代替としての活用 など
種類と特性
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ウッドプラスチック製(WPC)
木粉+樹脂を成型。表面摩擦が高く、滑りにくく安全性が高い。環境面にも配慮。重量はやや重め。 -
再生材使用タイプ(リサイクルポリエチレンなど)
費用対効果が高く、コスト重視の現場に適応。黒色・表面梨地が多く、現場の雰囲気に馴染みやすい。 -
バージン材使用タイプ(高密度ポリエチレン等)
軽量・高耐久・反りにくい。高品質だが単価は高め。繰り返し使用を前提とする現場に向いている。
國岡工務店での使用例
弊社では、搬出用通路の確保やダンプ前の沈下防止に活用しており、搬出廃材の種類(瓦・木材・コンクリート塊等)に応じて敷板の種類・枚数を柔軟に調整しています。
狭小地や高低差のある現場でも、安定した作業環境を確保するために、「適材適所」の敷板選定を徹底しています。
まとめ
プラシキは、もはや仮設材ではなく「現場の基礎装備」です。
施工の効率、安全性、地盤保護、そして現場の美観を支える一手として、
これからも國岡工務店では最適な敷板選定と管理を行ってまいります。